1月14日(金)第18回講座

大畠ディレクターから、講座内容・連絡事項の説明がありました。

そして、昨年11月19日講座「みんなで唄おう!懐かしのメロディ」のCDが受講生に配布されました。ありがとうございました。

午前の部(9:50~12:00)     市民会館1階大会議室

くらしの中の建築(目からウロコ)   摂南大学名誉教授 博士 佐野潤一 講師

 

テーマは、「建築の空間が心を操る」。

本日は、3回シリーズの最終です。

 

空間と心理。

居心地の良い空間 = ヒューマンスケール。

 

人間の空間には、見えないかくれた距離感がある。

 密接距離 0    ~0.45m 恋人が寄り添う。人が喧嘩をする。

 個体距離 0.45  ~1.2 m  他人がいると気になる。パーソナルスペース。

 社会距離 1.2    ~3.5 m  仕事で他人と話したりする。

 公衆距離 3.5m~    相手とかかわらないですむ。野次馬。

 

 

大聖堂はなぜ大きい? 茶室はなぜ狭い?

 

今回は少し哲学的で、受講生は戸惑い気味のようでした。

3年間ありがとうございました。

 

〈追記〉

1回目の講義 日本の住まい。形・間取り・家具。

2回目の講義 ユニーク建築の発想。動線の効果。形と用途の二つの型。

 

 

 

午後の部(13:00~15:20)     市民会館1階大会議室

クラスカフェ

 

・シルバーアドバイザー(SA)の説明     府民カレッジ本部 本多清孝 事務局長

 

大阪府認定の「ボランティアリーダー養成講座(府民カレッジ講座も該当)」を修了し、ボランティア活動を実践継続する意思のある方を認定する。

認定証は、何かが割り引きになるような特別なメリットはないとのことです。

 

無償ボランティアの励みの証しですね!!

 

写真は、一息ついておられる講師です。

 

 

 

・修了生は今?     現サポーター 中嶋陽子さん

 

ドクターの食べ過ぎ注意指導から一念発起し、家庭菜園(20種程の新鮮野菜の栽培)を始めたとのことです。

 

そして、2年前の元旦からウォーキングを開始、雨の日も工夫し毎日欠かさず続けている。(すごいです!)

 


 

日常生活の中に、10以上のお楽しみコースを持って、富田林おもろウォークなど地元密着のボランティア活動をされています。

 「平凡な生活、自分なりに満足」との言。

家庭菜園の土いじり、育てる野菜づくりがパワー源だと思いました。

 

              野菜の写真がなくてすみません。スクリーン見入ってました。

 

在校生は?

 

・「災害など危機管理への意識」~備えあれば憂いなし~     3班 戸谷壽夫さん 

 

阪神淡路大震災(神戸市長田区)、東日本大震災(釜石市)。

被災地で実践されたボランティア活動のお話です。

 

 

 

 

 神戸における、飲料水の運送・配達などの応援、避難所などに届ける弁当数、公園などに設置の簡易トイレの経験話。

釜石における、夜間にトイレへは女性の場合一人では行かないなど、現場での切実なお話がありました。

 

 

 

 

 

 

 南海トラフ地震は起こるのか?

10年前に、30年以内に起こると言われています。

あと20年です。

 

 

〈防災の事前準備が大切〉

・生き延びる事が一番。(冷静・迅速・靴・頭を守る)

・避難場所や避難ルートの確認。

・家族やご近所との日頃の申し合わせ。

 特に災害があった時、「どこに集まるか?」を家族で申し合わせておくこと。

・防災グッズの常備と点検。

 (ご自身、常にスタンバイ状態とのこと。)

 

「いくつになっても、考え・学び・遊び・語らいを続けていく」とのモットー。

 

お言葉のとおり、皆さん、寅年はトラブルのない年にしましょう。

 

 

・落語の実演、木彫作品の展示     4班 上田伊蔵さん

 

 演目は、「元犬」。

落語家名は、創造亭森狸(そうぞうてい しんり)。

師匠の月亭文都(月亭八方の弟子)さんから、名付けいただいた落語家名だそうです。

熱演でした!

 

木彫は、20年以上されているとのこと。

 展示作品、絶品です!

左端の作品名は、「勝負(リレーアンカー)」です。

 

修了生・在校生のみなさん、逞しい、たくましい!!!