ヒガンバナ(彼岸花)  ヒガンバナ科ヒガンバナ族の多年草

中国大陸原産で、日本列島でも道端や水田の畔などに群生し、秋の彼岸の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという。

 

今年は早く咲いたようです。9/23 秋分の日には枯れているかもしれません。

秋分の日とは二十四気の一つ。昼と夜の長さの等しい日が一年春・秋あり、22日~24日頃です。

 

近くでは棚田百選に選出された楠木正成ゆかりの地である下赤坂城址にある「下赤阪の棚田」

コロナ緊急事態宣言中ではありますが、のんびりと訪れたいですね!

 

   撮影日: 2021.9.14   場所: 応神天皇陵内(窓辺から御陵内に咲いたヒガンバナを撮影)

 

大阪北部の豊能町にお住いの知人から秋の便り2通がありました。

コロナで自粛生活も長くなり、季節の流れにも疎くなりました。

便りをご覧になり季節の移ろいを感じてください。

まずは「段菊」です。

美しい秋の花です。茎はまっすぐに伸びて、茎の上部の葉のわきに花を密集させています。

本当に段々に咲くのですね。

(2021. 9.5)

 

続いて「アケビ」という低木です。

果実は甘く、秋の味覚の代表。

「アケビ」の名の由来は、秋に楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から「開け実」の意味で名づけられたらしいです。

また、蔓、葉、根、果実には内蔵の熱を取って尿を出す利尿作用の薬草としての効能があり、葉や果実、若芽は食用にして昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきました。また果皮は内部にひき肉を詰めて揚げたり、味噌を詰めて焼いたりした山菜料理として親しまれています。ほかにも葉を乾燥させてアケビ茶にもしています。

そして成熟したつるは籠を編むなどして工芸品の素材として利用されています。

(2021.9.15)