◆午前の部(10時~12時)

   場所:富田林市民会館(大会議室)

 

オミクロン感染の収束がみえないなか、皆さん、三密など留意して頑張って本日の参加になりました。

いつもながら体温と消毒などの実施後教室に入りました。

そして大畠DRから本日と次回、次々回の講義内容の説明後、授業が始まりました。

 

講師     浅川 充 

NPO法人 みどり・樹木と杜の診断協会 樹木医

〇講座内容   「身近な樹木のあれこれ」

 知っていますか?  この木何の木

  A、イチョウ(銀杏・公孫樹。鴨脚樹)の紹介

   イチョウ(銀杏)の花言葉は「長寿」「荘厳」「鎮魂」

     ・公孫樹の漢字について

    「公孫樹」の由来は中国、いちょうの種の実「銀杏」は食用されています。「植樹した後、孫の代になったら

     実が食べられる樹」「孫の代になったら実のなる木」という意味で「公孫樹」が当てられています。

   B、松について

    ・4種類(アカマツ・クロマツ・アイグロマツ・シロマツ)

   ・マツの葉も色々(三鈷杵・コウヤマツ)

     C、ツバキとサザンカの見分け方

   ・葉を太陽に照らし合わせ葉脈、節などよく見えるのがツバキ

  D、クスノキ、シャクヤクとボタンなどの説明

  E、ソメヨシノについて(衝撃的な情報が!)

   ・それは存亡の危機で将来花見は出来ないかも?

   ・クビアカツヤカミキリムシ(外来種)が桜を枯らしている

   ・対応策が見つからない、また専門の行政機関も?

   ・今年の大阪は326日頃が開花予想日

   三種類のサンプルをみんなに配布していただきありとうございました。

    樹木を適正に管理が必要であり、そのためにはみんなの協力が大切である。

                                          

◆午後の部(13時~15時)

〇講師    谷口 正樹  大阪歴史博物館  学芸員

〇講座内容 「中世のふじいでらーみちを基本に歴史を考えるー」

A、  ふじいでらを通るみち

 長尾・竹ノ内・東高野・大阪道の4本の街道の別紙地図を参照し石川・大和川などの説明

B、   ふじいでらの中世

・城郭 

     1,津堂城山古墳(小山城)

   2,北岡遺跡(岡村氏館?)

   3,丘ミサンザイ古墳

   4,高屋城

 

    ・寺社 

             1,葛井寺

       2,道明寺

   3,河内門徒

 

など街道・城・寺社などの歴史背景を交えて説明を頂きました。(画像参照)