7月16日(金)第6回講座

9:50~15:00   場所  富田林市市民会館 1階大会議室

 

 講座前に大畠ディレクターから、本日の講座内容・今後の講座・夏休みで班での校外活動する時は「校外学習届」(保険適用可)を提出してくださいなど連絡事項の説明がありました。

 

午前の部

中世の武士の登場と南河内の民衆の動きと楠木正成     大阪府高齢者大学校  清水秀司 講師

 

「太平記を中心とした楠木正成」をお話しいただきました。

はじめに、太平記には嘘があるとのことです。(記したのが南朝の楠木正成派)

武士は自身の正統性を保つため、4系統(源氏・平氏・橘氏・藤原氏)のいずれかを名乗るので、家系譜はかなり怪しいようです。

当時の悪党とは鎌倉幕府に逆らう人の意だそうで、ちなみに正成は悪党と呼ばれていました。

 

 

<楠木正成という人>

 

 鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。(1294~1336年没)

 南河内の片田舎の小領主であったが、後に官職「兵衛尉」や河内・和泉の守護などに任じられる。また一方、東大寺などの年貢輸送(播磨~河内~大和間)や水銀(朱砂)の生産・販売にも関わっていた。

 

 大義名分論(一番偉いのは天皇)を持ち、元弘の乱(1331~1333年)で後醍醐天皇を奉じ千早城の戦では大規模な幕府軍を千早城に引きつけて、日本全土に反乱を誘発させ鎌倉幕府打倒に貢献した。

 その後も建武の新政から湊川合戦(1336年)で自害するまで、首尾一貫して後醍醐天皇を支え続けた武将でした。

 また、正成は忠臣の面だけでなく、武将・官人・商人など多面的な顔と才能を持つ人物でした。

 

 

 

 しゃべくりが平易で声が大きい大阪弁、講談風の講師の方でした。

 

 「マンガ太平記」も取り入れられてました。

 数多くのスライド・資料ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

  

午後の部

みんなで唄おう♪(合唱に向けて)     声楽家  宮崎美智子 講師

 

ご持参の充電可能な優れスピーカーの話からスタート。

 

 

練習開始の初発、「頭のてっぺんに抜くことを意識してしっかり声を出しましょう」との強いメッセージがありました。

 その後に受講生が全員リピーターでなく半数入れ替わっていることがわかり、宮崎先生は軽いカルチャーショックとのことでした。

 

 「高校三年生の出だし一行は、作曲 遠藤実さんの高校に行けなかった想いを胸に明るく元気に唄いましょう。」などなどの熱血指導の中8曲合唱し、本番の持ち時間や受講生の希望も取り入れ5曲が選ばれました。

 

 

 

 

       見上げてごらん夜の星を

       明日があるさ

       青い山脈

       手のひらを太陽に

       高校三年生

 

    本番は12月1日のふれあい祭り、あと2回講座があります。

    みなさん、しっかり励みましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

2学期講座開始は再延長で9月17日からです。

緊急非常事態宣言の延長を受け、2学期開始は9月10日から更に9月17日に延長されました。(8月19日カレッジ連絡報)

9/12に解除されればのことで今の状況から判断すれば再延長もあるかと思います。早く終息するのを待つばかりです。